どうも、タクシー運転手をしている「くもノすけ」です。
タクシー運転手は他のサラリーマンとは少し違う働き方をしています。
勤務時間、給料、勤務場所…どれを取っても少し特殊な職業です。
そんな「タクシー運転手」と言う職業の、良いところ悪いところを、現役ドライバーの私の観点から解説していきたいと思います。
タクシー運転手のメリット
1.就職しやすい
タクシー運転手は運転免許証さえあれば、経歴や年齢をほぼ問わず、誰でも就職できる職業です。
実際に、どこの会社もタクシー乗務員の募集を常にかけています。
さらには、働く上で絶対必須な自動車運転二種免許の取得費用を全額払ってくれたり、多額の入社祝い金をくれたり、入社後数ヶ月は固定給で給与保証をしてくれたりと、サービス満点なところもあります。
昨今のドライバー業はどこも同じではありますが、タクシー運転手も常に人材不足な状況ですので、就職希望者を各社奪い合いの様相を呈しています。
そんな状況ですので、職歴・年齢・性別などなど一切不問で、キチンとした運転と接客ができる人間であれば、いつでも就職可能な職業です。
2.仕事中は基本1人
当たり前ですが、自動車の運転は自分自身1人だけでするものです。
1回の勤務のうち、少なくても半分以上の時間はお客様が乗っていない状態になりますので、その時間は車内で1人だけの時間です。
そこには、煩わしい上下関係や、マウントの取り合い、相性の合わない同僚などなどは、一切ありません。
人付き合いが苦手な人にはとても大きなメリットだと思います。
私はラジオが好きなので、お客さんが乗っていない時はラジオを聴きながら運転してます。
友達や奥さんと電話しながら運転している時もあります。
お客様に迷惑がかからず、安全運転に支障のない範囲であれば、働いている間も好きなことをしていて良いのはメリットだと思います。
3.休憩時間が自由に決められる
一般的の会社の「昼休みは正午から1時間」といったように休憩時間が固定で決められている職業ではありません。
眠くなったら車内で寝る、トイレに行きたくなったら公園でちょっと休憩、お腹が空いたら行きつけのラーメン屋でラーメンを食べる、喉が乾いたらコンビニに寄る…などなど、全て自分自身の好きな時間にできます。
私たちタクシー運転手の給料は「出来高制」を占める部分がほとんどなので、当たり前といえば当たり前なのですが、売上さえ上げていれば、どんなに長く休憩しても基本問題ありません。
(会社によっては休憩時間の上限が決まっている会社もあります)
4.勤務日数が少ない(副業しやすい)
これは「隔日勤務」という勤務形態を選んだ人のメリットです。
私の場合、毎週日曜日はお休みで、平日午後から週3回出勤しています。
一週間の流れを図で表現すると下図のような感じで働いています。

1回の勤務時間が16時間以上と長いので、実際に働いている総時間は一般サラリーマンと変わらないのですが、出勤は週3回だけなので、なぜかお得な気分になります。(この感覚は私だけだろうか?笑)
この勤務形態になってから、これまで黙々とやってきた毎日の通勤の身支度や移動時間がどれだけ時間の無駄か、考えさせられるものがありました。
また、私個人的には平日昼間に自由に時間を使えることが、この職業の最大のメリットだと感じています。
おかげで、余裕を持ってこのブログも書けますし、株式市場が開いている時間に株価チャートを眺めていることができます。
タクシー運転手のデメリット
1.運転免許がなくなると無職になる
運転業においては当たり前のことですが、交通違反や交通事故の責任は運転手自身で取らなければなりません。
運転免許は「違反点数」を一定以上積み重ねてしまうと、「免許停止」や「免許取消」になってしまいます。
仮にそのような事態になってしまった場合、「車が運転できない=タクシー運転手として働くことはできない」ので、収入が0(ゼロ)になってしまいます。
一般の会社員なら電車通勤など公共交通機関を駆使して働けば収入は無くなりませんが、運送業のタクシー運転手はそういうわけにはいきません。
普段は運転が荒々しいイメージのタクシー運転手ですが、無職にならないためにも人一倍運転免許を大事にしています。
2.酔っ払いがお客様
「酔客(すいきゃく)」と呼ばれる飲み会などでお酒を飲まれたお客様は遠距離をご乗車いただくことが多く、我々タクシー運転手の最大のお客様です。
もちろん酔客には色々な方がいて、饒舌に絡んでくる方、今にも吐きそうな方、熟睡してしまう方、急に怒り出す方などなど、トラブルになる確率も高いのは想像に難くない思います。
それでもお金を稼ぐためには必ず相手にしなければいけないお客様です。
深夜の電車などの公共交通機関が終電を迎えた後、どれだけ遠距離乗ってくれる酔客を拾えるかが、その日の売上(=収入)に直結します。
酔っ払い対応が嫌い・苦手な人はタクシー運転手は向いてないとまで言えます。
3.社会的地位が高くない
これは運送業全般にも言えることですが、私個人のイメージ的には、タクシー運転手は運送業の中でも最下層の位置にいる職業です。
その理由は様々ですが、上に書いたメリットの裏返しで、ある程度自由に自分自身の裁量で働ける職業なため、マナーや人間性の面で少々変わった人が多いことも理由の1つでしょう。
社会の公共交通機関として働くタクシー運転手ですが、今後とも社会的地位が著しく向上することは無いと思われます。
なので「地位も名誉も必要ない!」という方にしかできない職業です。
まとめ
私の観点で簡単にメリット・デメリットをまとめてみましたが、より細かい良いこと・悪いことを言い出すときりが無いですね。
どんな職業もそうですが、その人にとってはメリットでも、他の人にとってはデメリットだったりすることもあると思います。
ただ言えることは、デメリットばかりでなくメリットもありますよってこと。
あんまりこの職業を褒めてしまうと、都内のライバルが増えてしまって私の売上が下がってしまうので今回はこのくらいで(笑)
ぜひ他の記事も読んでいってあげてください↓
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