どうも、現役タクシーマンの「くもノすけ」です。
あなたがお客さんとしてタクシーに乗った際、運転手と会話をしますか?
タクシー運転手として働いている私の経験則からみて、話をするお客さんのタイプは以下の割合になっています。
- 60%:目的地だけ告げたあとは運転手とはほとんど喋らない
- 20%:「〇〇交差点から〇〇通りを左に…」のような細かな道順の指示をしてくれる
- 15%:「今日は天気良いですね〜」のような鉄板の世間話だけをする
- 5%:乗車中ずーっと喋る
ざっとこんな感じです。
正直、上から3つ、95%の方はタクシー運転手のレベルが低いかコミニケーションが苦手すぎる人間でない限りトラブルにはなりません。
もしトラブルになるとしたら「道を間違えた」とか「運転が荒い」とかぐらいで、これは運転手の責任だと思います。
しかし、4つ目の全体の5%の人は気をつける必要があります。
運転手と会話をする中で話す内容にはちょっと注意しないとトラブルになる可能性がゼロではありません。
今回はタクシー運転手とトラブルになり易い会話内容をご紹介します。
そもそもなぜタクシー運転手はお客さんとトラブルになりやすいのか?その理由は他の記事で解説するのでそちらを見てください。
トラブルのもとになる会話内容
1.政治の話
参政権は憲法で定められている国民皆が持つ権利です。
お金持ちから貧乏人まで国民みんな平等に持っている権利ですので、もちろんタクシー運転手にも参政権はあります。
つまり、お客さんと同じようにタクシー運転手の中にも政治に関する”主義主張”を持っている人がいます。
お客さんから政治の話を振られた際に、私のように政治にあまり強い関心のない人間は良いのですが、政治に関して真面目によく考えている運転手は強く反応してしまう場合があります。
接客のプロとしてお客さんと反りが合わなくても我慢しろよ…とは私個人的に思うのですが、こと政治に関する話になるとヒートアップしてしまう層がお客さんにもタクシー運転手にも存在するのが事実です。
大半のタクシー運転手は政治の話はトラブルのもとと理解してるので運転手からすることはめったにありません。
なのでトラブル回避のためお客さんからもなるべく政治の話は避けるべきだと思います。
2.収入の話
タクシー運転手に「調子どう?稼いでる?」と乗車のたびに聞いてくるお客さんがいます。
運転手としては、正直、お客さんがどんな答えを求めてるのか分かりません。
私は毎回「ぼちぼちです」とか「今日は厳しいですねー」なんて答えてますが、これは仮に「今日は絶好調で遠距離のお客さんをバンバン乗せて稼いでます!」のようにハキハキと言ってもお客さんは良い顔をしない気がするからです。
「タクシー運転手は苦労してる」のレッテルを貼りたいがために会話してる人なのかなぁ…なんて思って話を聞いてます。
※中には本当に興味本位の人もいると思います。すいません。
今でこそコロナ禍で収入が減っているタクシー運転手ですが、コロナ禍前は真面目に働くだけで都内平均給与以上はしっかり稼げていました。
「タクシー運転手=お金を稼げていない」のイメージで話かけてくる人の期待に応える回答をするには嘘をつかざる得ない状況でした。
※今でこそコロナ禍の影響で稼げていませんがね笑
そういうお客さんに考えて欲しいのは、お互い初対面の人にいきなり「稼いでる?」って聞く会話が、相手に対してリスペクトを持った普通の会話だと思うかどうかということです。
その根底にある気持ちを見透かして、タクシー運転手の中には露骨にワザとイライラした態度をとる人もいるので注意してください。
3.スポーツの話
自分が応援しているスポーツ(チーム)への「愛」を熱弁するだけなら誰も傷つきません。
ただ、スポーツファンは時としてライバル(チーム)を馬鹿にする(コケにする)話をするときがあります。
野球ファンがサッカーファンを馬鹿にしたり、サッカーファンが野球ファンを馬鹿にしたり、巨人ファンが阪神ファンを馬鹿にしたり…例えをあげればキリがないくらい言い争いをしています。
そこで思い出して欲しいのが、タクシー運転手も同じ人間ですので、スポーツを見ますし、応援もします。
むしろ人より時間に余裕がある分、スポーツの応援に熱心にのめり込んでいる人も多いです。
なぜ特定のチームをコケにする前に、運転手がコケされたチームのファンかもしれないと考えないのでしょう?
タクシー業界では「野球の話」はトラブルになりやすいのでタブーだと昔から言われています。
つまりスポーツに関する会話は昔から会話トラブルの代表格なのです。
まとめ
お客さんはタクシー運転手の背中を向けて会話できるので、独り言の延長のようなテンションで我々タクシー運転手に話しかけてくれます。
ストレス発散するかごとく雪崩のように話しかけてくれる人もいれば、とぼとぼ小声でずっと話している人もいます。
しかし、その中に一定割合でこちらへの配慮があまりに欠ける物言いをする人が紛れ込んでくるんです。
それでも私はお客さんと会話するのが割と好きでして、たくさん話をしてくれそうなお客さんには私から少し話しかけたりしてしまいます。
もちろんお客さん全員にだれかれ構わずには話しかけませんし、しっかり人を見て話しかけてるつもりです。
でも、もしかしたらお客さんには「こいつウルセェ」なんて思われてるかもしれません笑
要するに会話によるトラブルはお互い様な部分があるので、どっちが悪いとは私は思いません。
ただ今回ご紹介した会話はなるべく避けることでトラブルにあう確率は低くなることは間違いないでしょう。
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