どうも、現役タクシーマンの「くもノすけ」です。
どんな仕事でも【やる気が出ないとき】ってありますよね?
タクシー運転手にも、もちろんそんな時があります。
むしろタクシー運転手は他の職業よりもそんな「やる気のないとき」が頻繁に発生する職業だと思います。
実際に私自身にも定期的にそんな時間が訪れています笑
ただ残念なことに、そんなやる気のでないときでも私のような一般市民は働かなくては生活できません。
なので、無理矢理にでもやる気を出してお金を稼がなくてはいけません。
今回は「やる気がないとき」にできる“私流”やる気の出し方をいくつかご紹介したいと思います。
タクシー運転手の「やる気」の出し方
1.ゲーム感覚で楽しむ
だいたいの売上目標を決めてクリアしたら帰るとか、いつもの半分の走行距離で同じ売上をあげるとか、空車のときは同じ道しか走らない縛りで走る、などなど。
いわゆる自分自身で「マイルール」を決めてゲーム感覚で仕事をすると、どんよりやる気の出ないときも少し気持ちが軽くなって結果的にやる気がでてきたりします。
ちなみに、私が個人的に最近ハマっているのは「空車時は左折しかできないゲーム」です笑
2.筋トレ
だいたいやる気が出なかったり、イライラしてしまったりなどの“気持ち”の調子が悪いときは、“身体”の調子が悪いときが多いです。
そういうときはたくさん寝て、体に良いものを食べて、運動するしかありません。
本当に単純なことなんですが、体調を整えるだけで仕事の「やる気」は出ます。
特に筋トレをして筋肉をつけると自然と気持ちが前向きになります。
実はこれには理由があって、筋トレをすることによって発生する「セロトニン」や「ドーパミン」などのホルモンには、気持ちが安定させ、前向きにしてくれる効果があるらしいです。
休憩中に公園の鉄棒で懸垂するとか、健康器具を使ってストレッチするだけでも仕事の「やる気」のでかたは変わると思います。
ちなみに私はやる気がなくなってきたら、ひたすら筋トレを頑張るようにしています。
体を筋肉質にすると怖いお客さんが乗ってきても多少自己防衛になるような気がするので一石二鳥です。
3.無理に頑張らない
本当にやる気が出ないときは無理に頑張らなくても良いのがタクシー運転手の良いところです。
基本的なタクシー運転手は出来高給が多いので、仕事を頑張らなければ手元に来る給料が減るだけで、自分自身以外の誰にも迷惑かけません。
なので、無理に頑張り過ぎないで、1度気持ちをリセットする時間も必要です。
私の勤めている会社はそういうところが非常に優しいので、ついこの間も理由もなくほとんど1ヶ月丸々休ませてもらいました笑
貯金は減りましたが、リフレッシュできました。
こういうある意味”ホワイトな会社”がタクシー業界には”たまーに”あるのが非常にありがたいことです。
ただし、あまりに多く休みすぎると癖になってしまうので、自分の気持ちのバランスを考えて適度に休みましょう。
※新人さんは私と同じような休み方をすると内勤者に嫌われます。長年勤めた信頼があってこそ成せる休み方なので実行は自己責任で笑
4.目標を立てる
一般的な仕事と同じように、至極当たり前なことになりますが「目標」や「課題」に向かって頑張るというのも大事です。
特にタクシー運転手は稼ぎたい額や好きな働き方(流し、つけ待ち、無線etc…)、その他色々なことが個人個人で全然違います。
そして多くのタクシー会社は「目標」や「課題」を強く運転手に提示してきてくれません。
つまり自分自身で「目標」「課題」を設定して働くしかないのです。
ちなみに私は「〇〇が欲しいから頑張る」のように”物欲”を目標にすることが多いです。
5.空車中に大声で歌う
タクシー運転手はお客さんを乗せてなければ、朝だろうと夜だろうと時間帯に関係なく、車内で大声で歌うことができます。
ストレス発散にも良いですし、発声は健康にも良いです。
停車してると目立つので運転中に主に歌うことで、結果的に走行距離もたくさん走る=お客さんを乗せる確率も上がります。
仕事へのやる気ではないかもしれませんが、仕事中にできる”他のこと”に対してやる気を出すことで、結果的に仕事のやる気が出る場合もあります。
まとめ
私は上の5つをうまく交互に駆使して「やる気」を出しています。
心から楽しい仕事にはなかなか巡り会えませんが、どんな面白くない仕事でも、仕事をほんの少しだけ楽しくする工夫をすることは必ずできると思ってます。
特にタクシー運転手は一般的な職業に比べて、一人だけで過ごす”自由な時間”が多いので、創意工夫によっては色々な仕事の楽しみ方があると思います。
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