どうも、現役タクシーマンの「くもノすけ」です。
少し前にタクシーに乗るときにトラブルを避けたいなら、なるべく避けた方が良い会話について解説しました。
今回は逆にタクシー運転手がお客さんとしてて “楽しい会話”を解説したいと思います。
これに関しては私個人の意見とか感じ方が多分に入っているので、一般論では無いかもしれないことを念頭に読んでください。
タクシー運転手が好きな会話
お客さんの仕事の話
タクシーに乗るとき、皆さん何かしら仕事や用事があって乗ると思います。
私はお客さんに「タクシーに乗った理由」を聞くのが個人的に好きです。
タクシーは料金が高いこともあって、利用するビジネスマンは経営者や幹部層などの偉い人達の割合が多いです。
縁もゆかりも無い業界の話をそんな中心人物達から聞けるので、話を聞いている私の気分は社会科見学をしてるような感じになります笑
いろいろな業界の人いろいろと会って話ができるという点は、タクシー運転手のメリットです。
たまに自己紹介のように過去の経歴から今に至るまでを”つらつら”となが〜く話してくれるお客さんがいますが、タクシー運転手としてなら終始楽しくお話が聞けます。
普段友達や会社の同僚だったら話が長すぎて聞いているの嫌だろうなぁとは思います笑
不幸話
あまりに不幸すぎる話は気分が暗くなってしまいますが、初対面のタクシー運転手に話せる程度の不幸話は面白いことが多いです。
ちょっとした不幸話って話し方によってはすごく面白くなりますよね。
例えば酔っぱらって転んで骨折したとか、料金の高いコインパーキングで車が動かなくなったとか、10億かけた事業が失敗したとか、etc…
案外、みなさんちょっと面白い不幸話の引き出しをいくつか持っています。
職場や友人・恋人の前で披露すれば爆笑を狙えますので、ぜひ頭の中で話す内容を整理するためにタクシー運転手に不幸話をたくさん話して練習してください。
私は喜びます。
ダメなタクシー運転手の話
私自身(自分で言うのもなんですが)接客接遇も悪くないですし、年齢は若いですがタクシー歴は長くなってきたので道順もほとんど間違えることはありません。
なので、お客さんからクレームを頂くことは本当にめったにありません。
このように卒なく仕事をしている私は、お客さんから「以前に乗ったダメなタクシー運転手の話」を聞かせてもらえることがあります。
タクシー運転手は車内で一人黙々と運転する仕事なので、周りの運転手がどのような働き方をしてるのか正直あまりよく知りません。
なので、他の運転手の仕事の仕方を聞けるのも楽しいですし、ダメな運転手は本当にダメダメな奴なことが多いので、至極まともな私は褒められることが多くなります。
正直、少し気分が良いです。
※タクシー運転手への悪口を嫌うタクシー運転手も居ますので要注意です
街の話
タクシー運転手と話す会話内容の定番かつ鉄板の内容です。
特に中年〜高齢ドライバーにささります。
我々タクシー運転手は自分の営業エリアの「土地柄」や「建物の遷移」に詳しい“つもり”になっていますが、それはあくまで車から見た景色であって、実際に街を歩いた景色ではありません。
自宅の隣町ですら歩いたことが無い運転手もザラにいます。
なのでお客さんの方が細かな街の変化に詳しいことは当たり前で、そんな細かな街の話を聞いてると初めて知ることも多くて楽しいです。
中には道案内のついでに街の最新情報をはさんでくれるバスガイドのようなお客さんもいます。
私は聞いてて楽しいので、そのようなお客さんが大好きです。
まとめ
タクシー運転手にも口下手な人と、私のように会話が好きな人がいます。
なので今回ご紹介した内容がすべてのタクシー運転手に当てはまるわけではありません。
私は前職が接客業だったせいもあるかもしれませんが、お客さんと楽しく話せれば多少道を間違えたりお釣りを間違えたりしたときもクレームになる確率が減る気がするので、できるだけお客さんと楽しい会話ができるよう心がけています。
お客さん側もタクシー運転手のタイプを見極めて話しかけるのが最適かもしれません。
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