どうも、「くもノすけ」です。
私はタクシー運転手ですので、職業柄から「自動車を運転するのが好き」だと周りから思われることが多いのですが、実は自動車の運転は好きではありません。
さっさと「自動運転」が世間一般に普及すれば良いと思っています。
ただ、もし仮に自動運転が普及した未来で、私の職業である「タクシー運転手」はどうなってしまうのか、少しだけ不安はあります。
自動車会社やIT企業など多くの大手企業が本腰を入れて研究を続けている「自動運転」ですので、なんとなく10〜15年後(無根拠)には私たち庶民にまで普及しているでしょう。
その頃、私はまだ30代後半〜40代前半で人生折り返しかな?ぐらいの年齢です。
年齢も年齢ですので転職も難しいでしょうし、家族もいますので、いきなり無職になるわけにはいきません。
リスクヘッジも兼ねて、「自動運転」が普及した未来のタクシー運転手について少し想像してみました。
AI(人工知能)の時代は必ずやってくる
これはもはや”言わずもがな”ですよね。
自動車の運転でけではありません。
銀行の事務作業、証券会社の投資、会計士の仕事、医者の診断、などなどありとあらゆる職業で自動化が進み、人間の手が不要になる職業が出てくることは否めない状況になりました。
AIの普及がいつ頃から始まるのか分かりませんが、昨今のPCやスマートフォンなどの電子機器の成長速度を見ると、少なくとも私が死ぬまで(50年先くらい?)には、大抵の職業にAIが導入されていると思います。
日本の人口減少や会社の経営コストから考えると、AIの普及は止められませんし、これからどんどん加速することは間違いないと思います。
自動車の「自動運転」の課題
「自動車を運転する」ということは簡単なことのように感じますが、実はかなり複雑な作業をしています。
今現在、乗り越えなければいけない「自動運転」の課題をざっくり紹介します。
課題1:複合交通での安全性確保
道路上には、歩行者・自転車・バイクなどなど、いろいろな手段で移動している人がいます。
さらには、もし仮に将来「自動運転」が普及した場合、「自動運転の自動車」と「人間が運転する自動車」が混合して道路を走るタイミングがあるはずです。
それら全ての動きを感知し、安全に運転するのはかなり高度な技術と知能が必要です。
また、自動車を運転していると、どうしてもアイコンタクトやジェスチャーを使って道を譲ったり、譲ってもらったりする場面が出てきます。
この先の未来のAI(人工知能)にその「人間の機微」が察知できるのか、大きな課題だと思います。
課題2:法律およびインフラ整備
世界各国、今現在敷かれている道路は「人間が運転する自動車」が走る前提で作られています。
そのため、AIには判断しずらい状況の道路が数多く存在するはずです。
これは道路などのインフラについてだけでなく、法律も同じです。
AIによる「自動運転」で事故を起こした場合の責任の所在をどうするのか?をはじめとした、「自動運転」を前提とした詳細の法律を用意する必要があります。
インフラも法律も、今日明日にホイッと変えられるものではありませんので、かなりの時間を要するでしょう。
課題3:テロ・ハッキング対策
考えたくはないですが、悪いことを考えている人間の対策をしなければいけません。
PCにもウイルスソフトがあるように、すぐに凶器になり得る自動車を動かす「自動運転」にこそ高度なセキュリティーが必要です。
これは現代のウイルスソフトのように、悪巧みをする者とセキュリティー対策をする者の”イタチごっご”になる可能性が高く、根本的な解決方法は無いのかもしれません。
タクシー運転手はなくなる職業なのか?
私が想像するに、タクシー運転手は「形は変わっても存続する」と予想しています。
少なくとも、上記の課題全てを完全にクリアするまでは、「自動運転」とはいえ、いつでもブレーキを踏める存在として運転席に人間を乗せざる得ないと思います。
仮にタクシーが自動運転になったとしても、乗務員を乗せておく必要があると言うことです。
ただし、乗務員は本当に危ないときにだけブレーキを踏めば良いだけの存在になるので、二種免許など資格制はなくなり、タクシー乗務員は学生アルバイトでもできるような職業になるかもしれません。
少なくとも自動運転がタクシーに普及した場合、無職にはならないとしても、今と同じ収入は手に入らないでしょう。
仕方のないことですが、そうなってしまっては実質の廃業ですね。
さらなる未来の話…
今現在の課題を全てクリアし、「自動運転」のレベルも向上して、人間が運転する自動車が少数派になった未来では、運転席に運転手のいない無人自動運転の自動車が一般的になるはずです。(そもそも運転席がないかも…)
タクシーについても同様で、人件費のかかる運転手は早々に排除され、無人タクシーが街を走り回る日が来るかもしれません。
そのような状況になった未来では、「自動運転×人間の運転手」という形で、安全やサービス確保のために運転手を用意するという、ある意味余分な”人件費”をかけた高級タクシー(ハイヤー)は生き残っているかもしれません。
まとめ
自動運転の普及しても、タクシー運転手は形を変えて残るでしょう。
しかし、残念ながら収入は減ってしまう気がするので、各人各々で収入が減らないように対策を練っておいた方が良いと思います。
早めに他の職業に転職するも良し、副業を本業にする勢いで精を出すも良し、いつでも転職できるように専門の資格を取得も良し。
ただし、タクシー運転手がAI(人工知能)に職を譲る日が来るのは、順番的に最後の方になる気がします。
自動運転が普及して私たちが実質の廃業を迎える頃には、その他の職業(銀行員、会計士etc…)ではより一層AI(人工知能)が普及していて、タクシー運転手よりも先に無職になっている人がたくさん生まれていそうです。
職を失う順番で良い悪いはありませんが、なんか安心します。笑
今回は未来を想像しただけの記事なので明確な結論はありませんが、とりあえず「副業がんばろ!」と思いました。笑
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